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莫邦富セミナーに参加

3月15日(金)に上海市内で開催された、日本在住の有名中国人作家・ジャーナリスト莫邦富さんの講演会(主催:長江商学院)に参加しました。

莫邦富さんは上海外国語大学で日本語を学び、同大学講師を経て85年に来日。95年に莫邦富事務所を設立し、知日派ジャーナリストとして政治経済から社会文化にいたる幅広い分野で発言を続け、「新華僑」や「蛇頭」といった新語を日本に定着させたほか、日本企業の中国進出に関して積極的なアドバイスを行っており、日中の経済交流に精力的に取組んでいる方です。

莫さんの著書「中国最新市場22の地方都市」や「中国全省を読む地図」、また、ダイヤモンドオンラインに連載されている「中国ビジネスおどろき大発見」は私の仕事の参考にさせていただいていることもあり、今回はまたとない機会と思い参加しました。


講演する莫邦富氏

今回の講演のテーマは「「精衛填海」-中日関係という築年限40年のビルに耐震補強工事を行い、ビジネス関係をさらに強化する」でした。「精衛」という鳥が海を埋めようと、せっせと小枝を口にくわえて海に飛んでいき、その小枝を落とすという中国の伝説を引き合いに出し、日中の間にこうした海をつくらないよう、現在の日中関係に携わる者は絶望的と思われるような作業を根気よく続けなければならないという講演の趣旨に共感を覚えました。

また、莫さんは日中両国の多くの地方都市を自分自身の目で見ており、講演の中で紹介された様々な都市事情には大変興味深いものがありました。これまで、沿岸部、中部、西部、東北部など漠然としたイメージしかありませんでしたが、細かく見ていくと、意外な都市が大きな消費力を持っており、中国市場の奥深さを感じました。

講演後のパーティーでも親しくお話しする機会に恵まれました。大分県が今後、湖北・武漢を重点地域として経済交流するする方針であることを話すと、武漢は潜在力のある場所であり、しっかり取り組むようにとのアドバイスもいただきました。


講演後の氏を囲むパーティーにて

参考のため、今回の講演のことに触れたダイヤモンドオンラインの記事をご紹介します。この「中国ビジネスおどろき大発見」は中国に関心のある方にはお薦めの連載です。皆様、是非お読みください。

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