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2012中国国際工業博覧会を視察

11月7日(水)に上海新国際博覧センターで開催された「2012中国国際工業博覧会」(開催期間:11月6日(火)~10日(土))を視察しました。


上海新国際博覧センター

「中国国際工業博覧会」は、中国・上海にて開催される中国最大級の工業見本市で、国家発展改革委員会をはじめとする中央官庁が主催者として名を連ね、数多くの中国企業、外国企業が出展する国家級の博覧会です。2011年は117,869人が来場、1,869社が出展し、海外からは日本、アメリカをはじめ70の国と地域のビジネス来場者が参加しています。

私も上海新国際博覧センター全体を使って行われたイベントを初めて視察しましたが、まず、その広さに驚かされました。広さは何と15万平方メートル(東京ドーム3個分超)。全体を視察すると1日あっても見ることはできないため、今回はジェトロが主催して募集したジャパンパビリオンを中心に見学しました。


ジャパンパビリオン

ジャパンパビリオンには66社の日系企業が出展し、中には大阪府、長野県、岐阜県、愛知県、九州という地域のまとまりで出展している企業もありました。

特に九州は九州経済連合会が取りまとめ役となり、旭化成テクノシステム(株)など7企業・団体が出展していました。


九州企業のコーナー

博覧会2日目の平日ということで、来場者はやや少なかったものの、愛知県の担当者は、来場者からまずまずの反応をいただいていると話していました。


長野県企業のコーナー

最近は尖閣諸島の問題をめぐり数々の日本関係のイベントが中止になったり、日本関係の展示ができなくなったりしています。また、展示はできても「日本」や「JAPAN」といった表示は許可しないなどの動きもあります。

そんな中、この工業博覧会においては「日本館」という表示のもとに多くの日本企業が参加しており、主催者側が日本企業を重視する姿勢がわかりました。

ただ、日本パビリオン周辺には万一の場合に備え、多くの警備員や監視カメラが配置されていたのが印象に残りました。


日本パビリオンでは警備員の姿が目立つ

両国の政治関係が緊迫する状況のもとでも、日中間の経済活動は脈打っており、九州の企業もこのような博覧会に積極的に参加しています。大分県内の企業においても博覧会等の出展や視察を通じ海外展開への第一歩を踏み出していただきたいと感じました。

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