江蘇省に九州・沖縄アンテナショップを設置 |
|
5月1日に、上海に事務所を構える九州・沖縄の自治体(福岡、長崎、大分、宮崎、鹿児島、沖縄県、福岡市、北九州市)が中心となり江蘇省の呉江市というところに九州・沖縄のアンテナショップを設置しました。 アンテナショップのある呉江市は太湖の東に面したとても環境が良いところで、上海市内から高速道路で約1時間あまりです。この呉江市に先月、4月28日にグリムカントリーパークという南ドイツの田園をイメージしたテーマパークがオープンしたのですが、このテーマパークの物販コーナーの一部、約200平米が九州・沖縄の観光情報発信と特産品販売拠点になっています。
実は、グリムカントリーパークの建設・運営のアドバイザーが別府市在住で国際観光アドバイザーの大石健太郎さんという方です。1年ほど前に大石さんから、このテーマパーク内に九州・沖縄の情報発信拠点をつくらないかという話がありました。在上海の九州・沖縄各自治体事務所の駐在員も呉江市というところはあまり馴染みがなく、そんなところにつくっても効果があるかわからない、という慎重な意見もありました。 しかし、このテーマパークが中国によくある、ジェットコースターなどいわゆる機械モノを一切置かないで、ファミリー層向けに音楽館、パン工房、陶芸体験、地ビール工房、タロット占い館などによって「体験や癒し」の空間を提供するコンセプトになっていることや、蘇州、上海などを含め、高速道路で1時間以内の商圏人口が約4千万人で、今後さらにこのエリアで日本に旅行に行ったり、日本のモノが買えたりする中間層が厚みを増すことが期待できることから情報発信拠点としてアンテナショップを設置することになりました。このアンテナショップの目的は、九州・沖縄がどんなところかを一人でも多くの中国人に知ってもらうことにあります。東京、大阪、名古屋、京都、神戸、北海道などは知名度がありますが、まだまだ九州を知っている人は少ないのが現状です。 九州・沖縄のアンテナショップでは、九州・沖縄を代表する風景として、大分の「温泉」、沖縄の「海」、熊本の「山」、長崎の「食」、佐賀の「酒」、福岡の「祭」、鹿児島の「火山」、宮崎の「花」といった8つの巨大写真パネルを壁に貼り付けて、九州・沖縄にはすばらしい天然自然があって、食べ物もおいしいことをアピールしています。また、中国大陸と九州・沖縄の位置関係やアクセス方法も巨大パネルにして、九州・沖縄が中国から一番近い日本であることや交通の便利も良いことなどを一目でわかるような展示をしているんです。 ですから、この空間に来た人が、「九州・沖縄って面白そう、行ってみたいな」と思っていつか旅行に来てもらえるよう期待しています。 物産については、鹿児島の焼酎、大分の乾椎茸、沖縄のお菓子、福岡の石鹸など約50品目を販売しています。日中間の貿易が事実上ストップしていることから、在庫で対応しており、品数が少ない状況ですが、貿易が通常に戻れば、徐々にアイテム数を増やしていく予定です。 この九州・沖縄アンテナショップは1年間のトライアル事業として位置付けています。 東北大震災の影響でかなりの逆風の中でのアンテナショップスターとなりましたが、祭日など入場者が増える時期に、この舞台をうまく使って観光誘致プロモーションや特産品フェアなどを開催し、九州・沖縄を大きくPRしていきたいと思っています。 |
| 【 もどる 】 【 Top 】 |