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オリンピック In 上海

   北京オリンピックは数々の感動を残して17日間の日程を終了しました。
   上海市は、オリンピックの協力都市として、サッカー男女12試合をホストしました。私は運良く試合のチケット(150元)が手に入り、8月12日の女子サッカー日本VSノルウェイ戦を、通称、八万人(バー・ワン・レン)と呼ばれている上海体育場で観戦しました。
   上海体育場に行く途中、都市高速道路にオリンピックの公認ホテルや病院の標識が作られていて、本当に上海でオリンピックが開催されているんだなあと実感しました。サッカーの試合が行われる日は、上海体育場の周辺道路は交通規制が行われていて、会場周りは警察官が数メートルおきに立っているなど厳重な警備体制が敷かれていました。
   上海体育場の入り口のセキュリティ検査にはかなり時間がかかりました。観客が会場に入るには、二重三重の検査を受けなければならないのです。最後は飛行機に搭乗するのと同じようにX線検査があり、カメラや電子辞書まで本当にカメラや電子辞書かどうか係員が手にとって見ていました。また、飲み物も一切持ち込み禁止でした。ただ、会場内で、水、ジュース、ビールなどを売っていて、全部紙コップに移して会場に持ち込むようにしていました。
   さて、肝心の日本VSノルウェイの試合ですが、女子サッカーのためかもしれませんが、観客はやや少なめでした。その中で日本人が約4割、ノルウェイ人が約1割で、中国人とその他外国の観客が約5割といった感じです。日本人とノルウェイ人は自分の国のチームを応援するのは勿論ですが、その他はニュートラルに応援していたように感じました。
   ノルウェイ人の観客は少ないですが、雰囲気を盛り上げるのはとても上手でした。旗をあげたり、大声で叫んだり、声援は体育場に溢れました。また、日本人の応援も見事でした。きちんと整っている手拍子や声がけは選手たちに大きな力を与えたと思います。私の観戦エリアにいたノルウェイ人と日本人の応援チームはとても仲良くて、声の大きさを比べたり、一緒にウェーブを作ったり、それこそスポーツの精神だと思いました。試合は面白くて、日本とノルウェイの選手たちはお互いに頑張り、オリンピックの精神を十分観衆に見せてくれました。
   試合が終わると、大勢の観客が一斉に体育館から出ていきましたが、大学生のボランティア達は慌てることなく親切にガイドをしていました。外国人には英語で語りかけ、笑顔で接しているのを見てとても頼もしいと思いました。
   私にとってオリンピックの試合を現場で観戦できたことは本当に幸せなことでした。中国でオリンピックが開催され、世界中の人と感動を共有できたことを感謝しています。

大分県上海事務所 銭 旼叶

 

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