≪福建省福州市≫
福建省はウーロン茶の産地としてよく知られていますが、その省都である福州市について良く知らない人が多いと思います。福州市の人口は約630万人、面積は大分県の約2倍の広さです。昔から貿易が盛んだったことから海外へ渡る人が多く、香港、マカオ、台湾をはじめ世界で活躍する250万人の華僑の故郷としても知られています。また、清時代に麻薬を厳しく取り締まった林則徐も福州出身の官僚です。経済はもともと電気通信・機械設備・石油化学が主要産業でしたが、最近は、貿易、物流、不動産、金融などのサービス産業のシェアが拡大しています。主な外資系企業ではシーメンスやGE、IBMといった企業が進出しており、日系では日立がプラズマテレビを、また東芝がLED照明器具を生産しています。日本とは成田空港と関西空港に定期便があり、福州在住の日本人は200名程度と言われています。
≪街の様子≫
空港から市内までは約1時間かかり、上海では見ることのできない山があるので落ち着きます。予想以上に高層マンションが多く、新しいマンションの建設も進んでいるのに驚きました。地元の人によると、新しいマンションは約15,000元/㎡で、ほとんどが完成前に完売するそうです。公園や緑地が多く、水質も比較的良いことに加え、カルフール、ウォルマート、メトロなどの外資系スーパーがあることから外国人でも不便なく生活できる環境となっています。ただ、暑さには閉口しました。出張した6月末は気温が35℃~37℃まで上がり、しかもとても蒸し暑かったです。冷たいお茶を買うために「永輝超市」という福州に本社のあるスーパー入ろうとしたところ、入口には、営業時間が5:30~22:00と書かれていました。上海のカルフールは7:30にオープンですが、5:30には驚きです。暑くなる前に買い物をしようというニーズをとらえているのか感心しました。
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